コラム 海外暮らしのキャリアデザイン 第9回 会いたい人に会うと、理想のキャリアが叶う!?

海外暮らしのキャリアデザイン

第9回 会いたい人に会うと、理想のキャリアが叶う!?

好きを仕事に、自分看板で生きていきたい。でも、やりたいことが見つからない…。

これは、これまで312名のキャリア支援をしてきた私が、よく相談される事の一つです。やりたいことをどう見つければいいのか、多くの方が頭を悩ませています。
さて、あなたは子供の頃の夢を覚えていますか?

私は「ピアノの先生」でした。それは幼稚園の先生が毎日ピアノを弾いていたり、母の趣味がピアノだった事が影響していたと思います。日々接する中で「こんな風になりたい」と想いを膨らませていきました。(私のピアノの腕前は微妙でしたが…)。

当時は「野球選手」「幼稚園の先生」に憧れる子が多かったですが、最近のなりたい職業の上位はYouTuber。これはここ数年でYouTubeが子供の身近な存在になっているからこその現象ですね。

つまり「身近に感じる素敵な人」を参考に、夢を描いているのです。

これは、子供だけでなく大人も同じことが言えます。知らないことは選べないし、身近に感じられないことは夢として描けないのです。

だからこそ、まずは夢につながる「人との出会いを増やすこと」。

ここ数年、オンライン化が進み、海外にいても会いたい人に会えるようになってきました。素敵だなと思う人には遠慮せず、リアルでもオンラインでも、ぜひ会いに行きましょう。会えない場合は、その人の発信(メディア・本など)を受け取りましょう。

人は接触回数が増えるほど、親近感が増し、身近に感じていくもの。そうやって、あなたが素敵だなと思う人を、枠の外の特別な人にせず、自分ごとにして行くのです。

人間の脳は「意識する情報を積極的に受け取る」ように出来ています。だから自分の夢を詳細にイメージ(意識)することが大切。

理想のキャリアは意外と楽しみながら築いていけるもの。ぜひ会いたい人に会い、脳の仕組みを上手く使って、軽やかに夢を叶えていきましょう!

by A i

2019 年~2022 年までバンコク在住。現在はマレーシア(クアラルンプール)で夫と小学生の娘と3 人暮らし。海外生活がスタートした時、新卒から 10 年以上働いていた会社を辞めたことでアイデンティティ・クライシスへ。肩書きなどに依存することなく自分を生きたいとコーチング、キャリアコンサルタントの学びを深め、現在は世界15カ国75名が参加する女性コミュニティを運営している

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